中学生向け認知症サポーター養成講座を行いました
市内の中学校から人権集会の取り組みとして、
認知症サポーター養成講座の依頼を受け
実施しました。
参加者は全校生徒の106名、
他に先生方や保護者の方も10名ほど
参加されていました。
テキストを使用し、認知症についての話や、
認知症の人への関わり方の悪い例を
寸劇で行った後、生徒同士で
どこが良くなかったかなどを話し合ってもらい、
良い例のひとつを寸劇で行いました。
寸劇は先生たちに全面協力いただきました!
生徒たちは先生たちの演技を面白がりつつ、
生徒同士の話し合いの中では
「こういう人見たことある!」
など活発に意見が出ていました。
アンケート集計の結果は以下の通りです。
【参加人数および各理解度】
↑理解できた、少し理解できたを
合わせると100%となりました!
【身の回りで認知症の人がいたら
何かできそうなことはありますか】
↑「あいさつをする」が一番多く、
「笑顔で接する」「ちょっとしたお手伝い」
「困っていないか声をかける」と続きました。
【その他、たくさんの感想をいただきました!】
・認知症がよく分からなかったけど、
今日ちゃんとわかりました
・おじいちゃん、おばあちゃんが
近くに住んでいるので優しく接したいです
・芝居もおもしろく、納得できました
学んだことをいかして行きたい
・先生の演技がすごかった
・資料のほかに実体験などを聞いて
想像しやすく身近に感じることができた
感想について全生徒が記入してくれており、
いつか認知症の人に会ったら
今日のことを生かしたい、
一番困っているのは認知症の人、
認知症になってしまうのは仕方がないことだが
今できることを考える、
などたくさんの感想を聞くことができました。
また、祖父母のいる生徒も多く、
身近なこととして考えるきっかけに
なったようです。
最後にお礼にと、素敵なお花もいただきました。
この日の話を、ずっと忘れずに
覚えていてくれたらいいなぁ。