特別養護老人ホーム 瑞泉長寿村 体操教室創造企画
特別養護老人ホーム瑞泉長寿村より、
「空いているホールを地域に開放し活用してもらいたい」
との相談を頂き、施設へ訪問。
地域に開かれた長寿村を目指したいとの施設理念を伺い、
長寿村の建物が持つ力、立地する地域との距離感を活かし、
特養利用者と地域の方々との相互交流機会創出を目指し、
ウエルシアハウスで勝活体操(体操教室)を
担当頂いている金子幸子先生と、
長寿村副施設長市川さんとの出会いをつなぎ、
体操教室を企画する運びとなりました。
体操教室の名前は、金子先生を表す言葉を
盛り込みたいと、包括職員と長寿村副施設長の
市川さんとで知恵を出し合い、
『金子幸子先生の笑顔はつらつ体操』に決定!
令和6年9月12日(木)13:30より、
第一回の体操教室を開催。
初回は、特養入居者の皆様がどのくらいの人数で、
どのくらいの時間、どのような運動ができるかを
確認する事とし、30分程度の体操を予定。
9月一杯は地域の方を交えず、特養入居者様のみで
開催し様子を見ていく事になりました。
開始時間が近づくと、職員さんに伴われた
ご入居者様が次から次にホールに集まり、
何と27名の方が参加。
金子先生の快活さが体操に参加される方々の
笑顔を引き出し、先生が発するエネルギーと、
参加された入居者の皆様が放つエネルギーの
相乗効果で、会場全体がはつらつとした
エネルギーに包まれるのを感じました。
30分の体操を予定していましたが、
参加された入居者様の熱意に押され、
気付けば45分。
参加者の8割の方が、45分の体操にも
しっかりと取り組む事ができました。
終了後に、ご入居者様から
「こういう機会を待っていた」
「また来てね」
といった言葉をいただきました。
今後は週1回木曜日に定期開催の
予定ですのでご期待下さい!
私達、地域包括支援センターの役割の一つに、
地域創りがあります。
私達の取り組む地域創りは、
人と出会う事から始まります。
数々の出会いを重ね、
出会った人を出会った人に繋ぎ合わせる事で、
地域に新たな価値を紡ぎ出す。
そうした創造に立ち会う瞬間、
包括支援センターの職員であることの
喜びを強く感じます。
特養瑞泉長寿村さんとの出会いは、
まさにそうした新たな価値の
創造の機会となりました。
地域の人と人を結ぶ場として、
今後も特養瑞泉長寿村さんと一緒に
『地域に開く』取り組みに携わって行きたいです。